昨年2020年に「電動車いす専門店」になります宣言を行いました。
そして2021年は電動車いすに集中して取り組んできました。
電動車いすは基本的には屋外に出て、誰かに会いに行ったり、景色を見たり、コンサートを楽しんだりする補装具です。
コロナの感染者数が減ってきたとは言え、重症化のリスクが高いお客様の移動の自粛は続いて居ます。
新車の制作依頼も、修理依頼も減りました。
特に消耗品であるタイヤ、バッテリーの交換頻度は目に見えて減ったと思います。
お客様の家に行くと何件か同じことが続きました。
コロナ禍で在宅になり、移動の機会減っているために、身体機能が低下していたことです。
斜めの歩道や下り坂、揺れる自動車内など、今まで体に負担しかないと思っていましたが、
同じ室内の中に居続けて、無理がなくなると、こんなに機能低下してしてしまうのかと。
病院の都合で、リハビリも減っていると聞きます。
もちろん個人のリスクへの判断が一番に最優先されることですが、
それでもたまには外に出て気分転換をして、許される範囲で体に負担をかけて楽しんで頂きたいと切に願います。
また屋内でもリハビリや姿勢を変えることを続けて欲しいと思います。
これからも「移動の自由」と「姿勢の自由」を得られる電動車いすを提供していきます。
多摩地域で電動車いすを作り変えたい方は、お気軽に連絡をください。
2021年のまとめ
【2021年電動車いすニュース】
インバケア社トルクSP カイト ストーム4が廃盤に
インバケア社より後継機種として、ドイツインバケアからAVIVAが発売されました。
サンライズメディカルジャパン社から超コンパクト中輪駆動電動車いすQ300Mminiが発売されました。
※車いす工房 輪に試乗車があります。
【2021年イベント】
啓成会高等職業技術専門校にて職業人講話このときの受講生の一人がスタッフになりました。
KPSZホッとライン研修会(オンライン)で車いす研修の講師を務めました。
『クリニックで作るこどもの福祉機器展』みくりキッズくりにっくでペルモビール社M3にP-5を合体したモデルを展示
“多摩みらい賞受賞”第19回多摩ブルー・グリーン賞表彰式 姿勢を自由に変えられるP-5が初めて賞を受賞しました。
【2021年メディア掲載】
シルバー新報にP-5が掲載
WelSearchに、インタビュー記事、インタビュー動画が掲載
むらのわvol.3(東村山市)に掲載されました
共用品推進機構 雑誌 インクルに寄稿しました。
めざましテレビ キラビトで紹介されました
YBS山梨放送で視線入力式のP-5が紹介されました
【2021年はじめたこと】
instagram始めてみました 工房内のちょっとした日常をお届けします。
冊子を作りました。『はじめての電動車いす』コラムまとめ冊子ができました。
業務提携しました。 車いすユーザーの「できることを増やす」ためにテクノツール株式会社と業務提携
仕事が減り、厳しい中ではありますがスタッフの頑張りもあり、無事に2021年を乗り切ることができました。
またお客様、メーカー、同業者の方からのご紹介、情報のシェア等の応援も大変にありがたく感じております。
この機を準備のチャンス捉えて、新たに2人のスタッフを雇用しました。2021年は7名体制でのスタートとなります。
温かく指導して頂ければと思います
皆様一人ひとりに合わせた「超」電動車いすを提供できるように準備を進めていきます。
来年もよろしくお願い致します。