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2026.07.09

介護保険制度の『レンタル』と障害者総合支援法の『補装具(購入)』、私はどっちを使うべき?

タグ:介護保険コラム

介護保険制度の『レンタル』と障害者総合支援法の『補装具(購入)』、私はどっちを使うべき?

車いすや電動車いすの導入を検討するとき、
「福祉用具のレンタル(介護保険制度)」と「補装具の支給・購入(障害者総合支援法)」のどちらを使えばいいのか、迷ったことはありませんか?
「私は障害者手帳を持っているから、補装具で購入できるはず」
「ケアマネジャーさんから、介護保険のレンタルを勧められたけれど、何が違うの?」
実は、これら2つの制度には「介護保険優先の原則」という基本ルールがあり、ご自身の年齢や状況によって、どちらを使うべきかの基本ルールが国によって決められています。
今回は、それぞれの特徴と「どちらを選ぶべきか」の判断基準を整理してみます。

▶結論:基本は「介護保険」が優先されます

結論からお伝えすると、65歳以上の方(または特定の疾病を持つ40〜64歳の方)で、介護保険の要介護・要支援認定を受けている場合は、原則として「介護保険のレンタル」を優先して使うルールになっています。
障害者手帳をお持ちであっても、まずは介護保険が優先されるため、「自分で自由に選べないの?」と疑問に思う方も少なくありません。
では、2つの制度にはどのような違いがあるのでしょうか?
「レンタル」と「補装具(購入)」の比較それぞれの制度の特徴を簡単な表にまとめました。

介護保険制度(レンタル)障害者総合支援法(購入)
法律○優先される
65歳以上の方(または特定疾病を持つ40歳~64歳の方)で介護保険の認定を受けている方
介護保険が使えない場合に適用
※介護保険以外にも優先される制度あり
導入方法レンタル購入(=支給)
自己負担1~3割(月額レンタル料)1割(月の上限あり)
導入までの期間○早い
1カ月程度
半年~
乗り換え一カ月単位で可原則として6年
修理メンテナンス即対応
※通常使用での破損、劣化は自己負担なし
事前の修理申請手続きが必要
※原則1割負担
カスタムカタログからの選択が基本○自分の身体に合わせたオーダーメイド可能

▶既製品で合わない場合はどうする?(ここが重要!)

ここで問題になるのが、「介護保険優先なのは分かったけれど、レンタル用の既製品ではどうしても身体に合わない」というケースです。
例えば、
○カタログに載っている標準的な電動車いすでは、体が左右に傾いてしまい姿勢を保つのが難しい
○変形や拘縮(こうしゅく:関節が固まること)があり、クッションや背もたれの形をオーダーメイドで作り込まないと痛む
このような場合、一般的な介護保険のレンタル品では、乗る人にとって適切なサポートができないと考えます。

▶補装具(購入)が認められる例外ケース

「介護保険のレンタル品では、どうしても身体の状況に対応できない」と市区町村や専門機関(更生相談所など)が認めた場合に限り、65歳以上の方であっても、例外として障害者総合支援法の「補装具(購入)」によるオーダーメイドの製作が認められるケースがあります。

▶ 迷ったらどうすればいい?

まずは、ご自身の現在の状況に合わせて、以下の窓口に相談してみることから始めましょう。

○ケアマネジャーさんがいる場合
まずは「既製品のレンタルではここが困っている」「もっと身体に合わせたものが必要」というお悩みをケアマネジャーさんに相談してください。

○障害福祉の窓口(役所の福祉課など)
「介護保険の製品では対応できない理由」を明確にした上で、補装具の申請が可能かどうかを相談します。

▶コボリンからお伝えしたいこと

電動車いすを導入するには、“介護保険”“障害者総合支援法”、今回は説明していませんが“労災”“児童福祉法”等があります。
どの制度が良くて、どれが悪いという事はありません。
自分の身体状況や生活状況に応じて適切な制度を選択することが重要です。
まずは自分の困りごとや、“こうしたい”という考えを整理し、身近な専門家に説明してみてください。
「制度の枠」に無理に身体を合わせる事無く、可能性を探ってみることをおすすめします。

私たちコボリンでは、既製品では解決できなかったお悩みに対して、どのようなアプローチが最適かを一緒に考え、制度利用のアドバイスも含めてサポートしています。「どの制度になるか分からないけれど、まずは身体に合う車いすを作りたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

[東京都多摩エリア]高機能電動車いすの介護保険レンタルのご相談はコボリンへ

「単に移動できるだけでなく、姿勢変換が出来る電動車いすを利用したい」
「進行性の難病で、いままでは走行だけできる電動車いすを利用していたが、そろそろ座り続けるのが困難になってきた」
「身体が傾いてしまうので、シーティングも併せてみて欲しい」
「自宅内で洗面やキッチンを利用したいのでリフト機能がついた電動車いすを利用したい」
「アクティブに生活ができる、大容量バッテリー搭載の走行性能の良い電動車いすに乗りたい」
「電動車いすに乗りたいけど、介護保険なのか障害者総合支援法なのか、対象の制度がわからない」
こんなお悩みをお持ちの方は、是非コボリンにご相談ください。

コボリンは、補装具・電動車いす・シーティングに携わってきた専門家として、介護保険であっても「ただ移動できる車いす」ではなく、お一人おひとりの姿勢・操作性・生活環境まで含めたトータルなご提案を大切にしています。

ご本人様・ケアマネジャー様・ご家族様からのご相談を心よりお待ちしております。

お問い合わせはこちら
株式会社コボリン 
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(営業時間 平日10:00-18:00)
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(株式会社コボリン 福祉用具専門相談員 栗田陽子)