障害名 | 脊髄性筋萎縮症(SMA) |
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お客様の要望 | 背中も足も、自分で自由に動かしたい |
車種 | F3 Corpus/ペルモビール株式会社 |
機能 | P-5搭載、姿勢変換用セレクター、軽量ジョイスティック |
※ハイネルの前身モデルP-5(ピーファイブ)の製作事例です
9つの電動姿勢変換機能
- リフト 30cm
- エレベーティングフットレスト
- 下腿長調整
- 足台フリップアップ
- ティルト
- リクライニング
- 背もたれ上下
- 回旋
- 側屈
機能の説明
ノーマルポジション
リフト
ティルト
足台フリップアップ
下腿長調整/エレベーティングフットレスト
複合動作
3種類の電動足部機能
足部には日本で導入事例が少ない“電動フリップアップ機能(ペルモビール特注オプション)”を搭載。3機能を合わせて使うことで、足の位置角度が自由自在。ストレスが減ります。
- エレベーションフットレスト・・・レッグサポート(膝関節)の角度変更
- 下腿長調整・・・足台の高さ調整
- フリップアップ・・・足台の角度変更
操作方法の説明
走行、姿勢変換すべて、右手で行います。
走行は軽い力で操作できるジョイスティックで行います。
ペルモビール純正機能は手前のシートファンクションスイッチで操作します。
(昇降、ティルト、エレベーション、下腿長調整、フリップアップ)
弊所で改造した機能は青/赤2つのスイッチで操作します。
(リクライング、背もたれ上下、側屈、回旋、メモリー姿勢1、2)
セレクターという選択式のLEDランプを見ながら、2つのスイッチで押し分けます。
姿勢を記録できるので、スイッチひとつで姿勢を再現出来ます。
ユーザー様の感想
普通の車いすでは、一度乗ると姿勢を変えられない。
これは休みたい時に休めます。
今までは座って2時間くらいで身体に痛みが出ていた。P-5に乗ってからは5時間くらい無理なく座れるようになった。
肘の高さなども微調整でき、会議や電車の中でも絶えず姿勢を変えています。本当に助かります。
遠方に出かけたときのこと。新幹線が止まっていたので各駅停車で目的地に向かったら8時間かかった。
8時間電車に乗りっぱなしだったので、身体を動かせる電動機能に助けられました。
座り続けると背中と腰が痛くなります。“上下機能”を使って背中を伸ばしたり“回旋機能”を使って上半身をねじったり。姿勢を絶えず動かしていました。
特に上下機能で上半身をひっぱる動きは、リハビリでは再現できない動きです。