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2026.05.25

『障害者ってどこにいますか?ーそれはもちろん、あなたのとなりにー』杉浦貢さんの本の紹介

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『障害者ってどこにいますか?ーそれはもちろん、あなたのとなりにー』杉浦貢さんの本の紹介

コボリンユーザーである、杉浦貢さんの本が出版されます。

『障害者ってどこにいますか? ーそれあはもちろん、あなたのとなりにー』杉浦貢 (著)
2026年6月1日発売予定 ※現在Amazonにて予約受付中です。

https://amzn.asia/d/0cdnBELV

杉浦さんとは、コボリンになる前の前職時代からのお付き合いです。気がつけば、もう20年以上になります。当社のイベントにも本当にたくさん参加してくださっていて、子どもたちとの交流イベント、体験会、地域活動など、さまざまな場面でご協力いただいてきました。コボリンにとっては、地域と障害、子どもたちと電動車いす、そして“知ること”をつないでくれる大切な存在です。

杉浦さんは、八王子のまちで30年間、自立生活を続けてこられました。
また、20年以上にわたり、学校や地域で講演・講話活動を続けています。
以前、コボリンでも杉浦さんの学校訪問に同行し、取材記事を書かせていただきました。

その時に強く印象に残っているのは、杉浦さんが子どもたちに何かを一方的に「教える」のではなく、
「押してみてどうだった?」
「乗ってみてどうだった?」
と問いかけながら、相手の気持ちを想像するきっかけをつくっていたことです。

障害について学ぶというより、隣にいる人のことを考える。
困っている人を特別扱いするのではなく、同じ地域に暮らす一人として向き合う。
杉浦さんの活動には、そうした自然なメッセージがあります。

杉浦さんからのメッセージ

八王子のまちで身体障害者として30年間自立生活を送りながら、20年以上にわたり学校や地域で講演・講話活動を続けてきました。

本書では、これまでの活動や日常生活の中で感じたことを、自分なりの視点で綴っています。

「障害のある人もない人も、誰もが同じ地域に暮らす隣人である」という思いを込めた1冊です。

本のタイトルにある、「障害者ってどこにいますか?」という問い。その答えが、
「それはもちろん、あなたのとなりに」
という言葉につながっているところが、とても杉浦さんらしいと感じます。
障害のある人は、特別な場所だけにいるわけではありません。施設や病院の中だけにいるわけでもありません。
同じまちで暮らし、同じ道を通り、同じお店を使い、同じ地域の中で生活しています。
つまり、遠くの誰かではなく、自分のすぐとなりにいる存在です。

以前の取材で、杉浦さんは電動車いすについて「運転をするものではなく、体の一部になっている」と話してくれました。
自分の行きたいところへ、行きたいタイミングで行く。近所のコンビニへ行き、自分で商品を選び、自分で購入する。その一つひとつが「自己決定」につながっています。
電動車いすは、ただ移動するための道具ではありません。人と出会い、地域と関わり、自分で選ぶ機会を増やすためのものです。
杉浦さんはご自身の経験を、学校や地域で伝え続けてきました。
子どもたちにとって杉浦さんとの出会いは、「障害について勉強した日」ではなく、「車いすに乗っている杉浦さんと話した日」として記憶に残るのだと思います。

障害福祉に関わる人だけでなく、地域で暮らすすべての方に読んでほしい一冊です。
「障害者」と「健常者」という分け方の前に、私たちは同じまちで暮らす隣人同士です。
杉浦さんの本を通じて、そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、あらためて考えるきっかけになれば嬉しいです。

浅見

書籍情報

『障害者ってどこにいますか?
ーそれはもちろん、あなたのとなりにー』
 著者: 杉浦 貢
 発売日: 2026年6月1日
 形式: オンデマンド・ペーパーバック
 販売: Amazonにて予約受付中
 https://amzn.asia/d/0cdnBELV