ペルモビールの製品で手動エレベーションレッグサポートの角度の変更方法の解説動画になります。
お客様より問い合わせがありましたので、動画を撮影、You Tubeで公開しています。
(ペルモビール社の呼称ではレッグレストとなっておりますが、
コボリンではの厚労省の名称に準じてレッグサポートと表記しています。)
※今回の解説はスイッチ操作で電動エレベーションできるタイプは該当しません。
車椅子の右側に体を置きます。
黒く丸いつまみがありますので、それを引っ張ります。
つまみを引っ張ると、丸い棒が抜け角度を変更できます。
無段階調整ではなく、段階調整式になります。
好きな角度に一番近いところで止めてください。
確実につまみが戻る位置でロックするようにしてください。
この手動エレベーションですが、膝関節から離れた座面裏に支点があります。
ですので、足を伸ばそうとすると、足底から圧迫されるように感じます。
少しでもそいう圧迫を減らすように足が上がると共に、フットサポートも下に伸びる構造になっています。
人により体型やクッションの厚みが違いますので、角度を変えた時の圧迫を無くすことが出来ませんが、
少しでも圧迫を減らそうとする車椅子の作りはさすが!と思います。
【参考】別の機能の紹介
なおペルモビールには
電動エレベーションレッグサポートの付加機能として、電動下腿長調整機能を付けることも可能です。
これは足台の高さを電動で変化することが出来る機能で、足底の圧の変化を簡単に変更することが可能です。
立ち上がりに近い動作の時にも有効な機能になります。
更には、特別オプションで電動でフットサポートの角度が変化出来るものもあります。
足部3機能を搭載した車椅子の制作例になります。
足底の上げ下げだけではなく、足台の角度を電動で変更することが可能です。
動画では足関節の可動域以上に動いていますが、
実際には、足底を滑らせて使うことで自在に足底の圧を調整されています。