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2026.08.28

001番のお客様

タグ:工房の日常,求人

001番のお客様

株式会社コボリン代表の浅見です。

コボリンでは、開業以来、連絡をいただいた順にお客様に番号を付けていました。
※途中でシステムを変更したため、現在は違います。

19年前、ひよっこの私が開業して、一番最初に仕事を依頼してくださったN様。
「001」のユーザー様です。

開業したばかりの頃

↑移転前事務所に設置したミシン
まだ開業したばかりの頃。買ったばかりの工業用ミシンで、腕もないのに半泣きになりながら、一人で徹夜してシートを縫ったことを今でも覚えています。
前職時代にも担当させていただいていたので、N様とはもうかれこれ25年。
四半世紀に及ぶお付き合いです。

今回、高齢と障害の進行によって電動車いすに乗ることが難しくなり、
「電動車いすを引き上げてほしい」
とご連絡をいただきました。

こういう節目には、できるだけ自分で伺って、ご挨拶をしたいと思っています。
手動車いすはお持ちですが、それは当社が販売したものではありません。
つまり今回、電動車いすを引き上げるということは、仕事としてN様にお会いする機会は、おそらくこれが最後になります。
こういう瞬間は、毎回とても寂しいです。

正直に言えば、長いお付き合いの中では色々ありました。
大変なお客様だった時期もあります。
でも不思議なもので、最後にお会いすると、そんな大変だったことはお互いすっかり忘れていて、気持ちよく挨拶ができました。
むしろ大変だったお客様ほど、たくさんの思い出が残っていて、名残惜しいものです。
今はほとんど寝たきりとのことでしたが、いつものような優しい笑顔で迎えてくださったことが、とても嬉しかったです。

求人。

(開業当時。現在の場所に移転前の車いす工房輪)

車いすの仕事は、製品を売って終わりではありません。
その人が生活し、年齢を重ね、身体の状態が変わっていく中で、必要なものも変わっていきます。
気がつけば、一人のお客様と10年、20年、時には四半世紀のお付き合いになります。
お客様の人生に寄り添う仕事なんだな、と改めて思いました。
そして、こういう仕事をこれから一緒にやってくれる人を、コボリンでは探しています。

株式会社コボリンでは現在、
・セールスエンジニア
・パート
・福祉用具専門相談員(介護保険レンタル)
を募集しています。

車いすの経験があることだけが大切なのではありません。
人と長く関わることが好きな人。
ものづくりが好きな人。
誰かが「できなかったこと」をできるようにすることに面白さを感じる人。
そんな人と一緒に仕事ができたらと思っています。
興味がある方は、お気軽にご連絡ください。
「こんな人が合いそう」という方のご紹介も大歓迎です。