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サイバスロン

こんにちは。栗田です。

6月に入ったところですが、話題は5月のことです。すみません。

異例の10連休(世間は)である、ゴールデンウィークから始まった5月。

10連休。何か素敵な思い出は残りましたでしょうか。

わたしは、自宅庭のウッドデッキ全面に塗料を塗ったこと。
そして、子どもの日に行われたサイバスロン。
電動車いす競技大会 in 川崎
休日ということもあり、直前までお手伝いに行こうかどうか悩んでいましたが、結果行って良かったです。
純粋に楽しかったし、前向きな方たちのオーラを感じて、日々の悩みが吹っ飛びました。

 

“サイバスロンに参加します!”
と表明したこともあって、工房輪のユーザーさんが8名も遊びに来てくれました。
ユーザーさんだけでなく、同業の方たちも顔を出してくれました。
いつもありがとうございます。

サイバスロンの電動車いす競技会が開催されるのと同時に、
先進的な機器(福祉に結び付きそうな)の展示ブースも設営され、工房輪のP-5も展示させていただきました。

私たちはブースから離れるわけにいかず、競技大会はほとんど観戦できませんでした。

ですが、開会式は二階のギャラリーから眺めることが出来ました!
選手入場の先導役には和服を着た車いすユーザー。
日本を意識させる演出で、華やかです。
…??あの車いす、どこかで見たことが…????
な、なんと。。
コボリンのユーザーさんじゃないですか!
しかも、今回ブースで展示しているP-5に乗っている方です。
びっくりしすぎて、ブースを守る浅見の元へダッシュしてしまいました。

空き時間を見つけて写真を撮らせて頂きました。
お母さんの帯と、娘さんの着物のデザインがリンクしていますね。素敵です。

 

 

そして。

今回のP-5の展示にあたって、バナースタンドを製作しました!
製作期間は3日‼

どうでしょう。
後ろからブースを演出してくれていて、心強さすら感じます。
立ち止まって眺めて下さる方が多く、お話をするきっかけにもなりました。

来場者層はサイバスロンということもあって、いつもとは少し違いました。
現場で福祉に従事する方はもちろん、スポンサー企業である製薬会社の方や、電動車いす競技大会に参加した開発チームの方。
P-5の機構に興味を持って下さったりと、いつもの展示会では出ないような質問が飛び交って楽しかったです。
難題を解決する、ということに楽しさを感じる方たちなんでしょうね。
今ある製品では解決できない問題も、こんな開発者・研究者が解決策を探してくれるんだろう。
と、ワクワクした気持ちにさせられました。

障がい者と開発者・研究者がチームになって、電動車いすを開発する。
困りごとを持っている人と、それを解決する能力の長けた人。
両者を引き合わせることをコンセプトにしているサイバスロン。
良く出来てますね。さすが高い技術力のスイス。

次回の開催国はスイスらしいですが、また日本に来て欲しいです。
その時は…

楽しみです。