■AVIVA RXの製品研修会に行ってきました。
2021年末にスタッフと共に昭和貿易東京本社に行き、ドイツインバケア AVAVA RXの商品説明会を受けてきました。
左がTDX-SP2 右がAVIVA RX(電動ティルト、リクライニング)です。
座学、試乗、セッションを受け、AVIVA RXの秘密を教えていただきました。
研修会を受けてようやくCTCサスペンションの機能を理解しました。
こちらは説明すると長くなりますので、解説希望の要求がありましたらブログ書きます。
軽量操作できるジョイスティックのオプションなど、身体状況に合わせた入力装置の説明を受けました。
以下に紹介するモデルの他にも、いろいろな車種やモデルが用意されていて、ワクワクします。
これからが楽しみなラインナップです。
お得な嬉しい情報です。
ライトは通常の電動車いすですと有料オプションなのですが、
AVIVA RX(普通型・電動ティルト式・電動ティルト&電動リクライニング式)はライトが標準搭載となります。夜道も安全に走行できます。
■AVIVA RXの紹介
1回目のブログ 【普通型編】では、主だった特徴を紹介しました。
低床、コンパクトで、大きなバッテリーが搭載できるのが特徴です。
2回目では、工房前をぐるぐると走り回る動画を公開致しました。
欲しい、乗ってみたいという声を多く頂きました。
CTCサスペンションによって軽快に走る様子や段差を登る様子を紹介しています。
2回に渡って紹介してきたInvacare AVIVAですが、今回は3回目の紹介
電動ティルト、電動リクライニングについて、動画を交えて紹介します。
もっと角度が倒れる上級機種や電動昇降付のモデルもあるそうですが、
今回は標準的な電動ティルト・電動リクライニングタイプをご紹介します。
電動ティルトの角度は30°と少し浅い角度です。
他車種で深く倒れる機種ですと45°~50°程度倒れます。
電動リクライニングの角度の移動量も30°と少し浅い角度です。
深く倒れる機種ですと170°くらいほぼフラットになる機種もあります。
このモデルには背ずれ防止機能がついていませんので、これ以上の角度を倒すと
頭とヘッドサポートがずれそうです。
複合して使う動画はありませんが、写真のようになります。
ティルト30°+リクライニング30°=合わせて60°ですから寝たような姿勢にすることができます。
後輪駆動車の場合、前輪タイヤのレイアウトはまっすぐタイプとひろがりタイプの2通りあり、AVIVA RXはひろがりタイプにあたります。
それぞれの特徴を解説します。
①まっすぐタイプ
後ろのフレームがまっすぐ来て前輪タイヤが付くタイプ
(旧モデルのインバケア トルク、CTM社ブリッジ)
回転する時に壁にぶつかりにくいが、身体寸法によってはかかとに前輪がぶつかる場合がある。
CTM社 ブリッジ
②ひろがりタイプ
後ろのフレームが前側で広がって前輪タイヤが付くタイプ
(AVIVA RX、ドイツインバケアSTORMシリーズ、カイト)
回転する時に壁にぶつかりやすいが、身体寸法によってかかとが前輪にぶつかりにくくなります。
ドイツインバケア社 AVIVA RX
これは人により一長一短、メリットとデメリットがあります。
車種乗り換えの時に同じタイプを選ぶ場合には問題ありませんが、異なるものを選ぶ時には次の点に気をつけてください。
◎ひろがりタイプ→まっすぐタイプの方
ご自分にとって最適な足の位置にした上で、バックした時に前輪とかかとに十分な隙間があることを確認してください。
◎まっすぐタイプ→ひろがりタイプの方
玄関やエレベーター、自動車の乗り降りで前輪が反転する時に干渉しないか検討しておくとよいと思います。
なお、AVIVA RX は片持ちのシングルサイドフォークが標準採用されていますので、前進時には少し幅が狭くなり、干渉しにくくなっています。
横から見ると、すっきりしていて自動車のホイールのように見えます。
なお前輪、後輪共にエアータイヤ・ノンパンクタイヤがそれぞれ選択可能です。※ノンパンクタイヤは有償オプションです。
■カタログ送ります。
車いす工房 輪のユーザー様限定ですが、AVIVA RXにご興味あれば昭和貿易の最新電動車いすカタログを送ります。
お気軽にお問い合わせください。
また、もっと知りたいというリクエストあれば、更に詳しく紹介していきたいと思います。