コロナ禍で外出機会が減りましたが、屋内で快適に過ごせる電動車いすはいかがでしょうか?
コンパクトで運転が楽なブリッジに、自分で姿勢が自由自在に変えられるP-5を搭載してほしいというオーダーがあり、製作しました。
足台も電動でエレベーションできるように、他社のユニット製品を流用して製作しています。
多機能電動車いすは高性能なのですが、大きくて運転が難しいという欠点があります。
今回はコンパクトで運転しやすく、姿勢が自由に変えられる電動車いすを製作致しました。
今回開発した超電動車いすの3つの特徴
①運転が楽 コンパクトで、サスペンションなしなので、特に屋内で快適です。
②姿勢が楽 自由自在に姿勢が動き、足も動きます。6機能!
③操作が楽 独立したスイッチで動きますので、直感的に簡単に操作が出来ます。
製作していく過程を紹介します。
入荷状態です。
電動で走るだけの電動車いすです。
しなやかなアーチ型のフレームが特徴的です。
ここから椅子部分を全部取り外し改造に入ります。
ほとんどを設計して作り直しをしています。
一気に作業は飛びますが、溶接、製作、塗装した部品を組み付けている様子です。
ユニット化している部品もありますが、基本的には一人ひとりの仕様に合わせて製作しています。
製作中は、傷が付かないようにマスキングテープで養生します。
こうして完成します。
この写真だけ見ると、普通の車いすに見えますね。
電動ティルト、電動リクライニング、電動エレベーションフットサポートしている様子。だいぶあっちこっち動いています。
そして、回旋側屈をして動いている様子です。
この機能は唯一無二のオリジナルの機構です。
弊所で取り扱っている様々な電動車いすに搭載が可能です。
左右にねじっている様子がわかるでしょうか?
出来上がった電動車いすの解説動画を御覧ください。