トピックス Topics

  • TOP
  • トピックス
  • 日本映画専門チャンネルにて、映画「こんな夜更けにバナナかよ」が放映されます。

2020.05.18

日本映画専門チャンネルにて、映画「こんな夜更けにバナナかよ」が放映されます。

タグ:こんな夜更けにバナナかよ,バナナ号,映画,電動車いす

日本映画専門チャンネルにて、映画「こんな夜更けにバナナかよ」が放映されます。

コロナ自粛中ですが、映画観ていますか?

こんにちは浅見です。
今日はオススメ映画の紹介です。
またバナナかと言われてしまいそうですが、そう、またバナナです。

私は3回見て3回泣きました。何度でもおすすめします。
何故、こんなに泣けるのかと言うと、生き方が美しい。そしてリアル。
もう約20年前になりますが車いす屋になる前は、短い期間でしたが自立生活センターでヘルパーのアルバイトをしていました。

映画と同じで当時はヘルパー資格がなくてもヘルパーができる時代。
ボランティアさんも居たり、プライベートでも呼ばれたり、色々大変でしたが楽しい日々でした。
ヘルパーのシフトを紙に書いて、ノートに共有して、
映画の中には“あーある、ある!”が散りばめられています。

とくに美咲(高畑充希)のヘルパーとしてのあの一言は、もうじわーっときます。

日本映画専門チャンネルでの、放映予定は以下の通りです。

2020年5月24日(日) 16:40
2020年5月31日(日) 21:00
2020年6月4日(木) 22:10
2020年6月12日(金) 18:45
2020年6月23日(火) 20:50

日本映画専門チャンネル
https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10009022_0001.html?fbclid=IwAR2j2TKxvmGoUBNIkSQZz43TUKsN55l5Y1h_gl5W--xKJAOiK9QvNqAU8gE

またAmazon prime videoにも登場しています。
Amzon prime video での評価は星5つ中の4.4 嬉しいですね。
多くの方に見て頂けると嬉しいです。

前田哲監督のコメントを一部抜粋します。

明るいところではとても見えにくい小さな光は、
暗闇では輝いて見えて、希望と勇気を与えてくれる。
私にとって、渡辺一史著『こんな夜更けにバナナかよ』との出会いは、まさにそうでした。
多様性とマイノリティーが危機に瀕している暗闇のような混迷する現在にこそ、必要な物語です。
今まで見たこともない生き様をスクリーンに蘇らせ、
「生きる力に溢れた希望の映画」として、多くの人々の心を灯したいと強く思っています。

「こんな夜更けにバナナかよ」は実在した人物が背景の愛しき実話です。
映画では主人公鹿野(大泉洋)さんが、病気の進行と共に気管切開をして人工呼吸器を付ける頃を描いています。
昔は電子レンジのような大きな呼吸器でした。今はもう見ることがない型ですね。
ちなみに映画に使われている人工呼吸器と呼吸器回路固定用のアームは鹿野さん本人のものです。

鹿野さんは人工呼吸器を付ける付けないで葛藤します。
人工呼吸器を付けて生きていくとは、どういうことなのか?

どんなに障害が重くなっても、生きることの美しさが描かれています。

映画に登場する電動車いすを車いす工房 輪で作りました。

時代背景と合わせて、現在の車いすと当時の車いすの比較記事を書きました。
記事を読んで観ると2度楽しめます。よろしければ読んでみてください。