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2026.02.27

【電動車椅子にまつわるFAQ】児童です。 はじめの電動車いす。どうやって練習すればよいですか?

タグ:BabyLoco,CarryLoco,SmileLoco,エクスプローラーミニ,ペルモビール,るーと,今仙技術研究所,児童,電動車いす

【電動車椅子にまつわるFAQ】児童です。 はじめの電動車いす。どうやって練習すればよいですか?

電動車椅子にまつわる質問に答えます。

弊社は電動車椅子の専門店として、日々さまざまなご相談をいただいております。地域のお客様の生活に寄り添いながら、最適なアドバイスを心がけております。今回は、他の方の参考になりそうな事例をもとに、実際の質問・回答・解説の形でご紹介いたします。

※なお、個別の状況によって対策は異なりますので、あくまで一般的な参考情報としてお読みください。

◇ 質問(お母さまより)
初めて電動車いすを導入したいと考えています。
何回か試乗しましたが、まだうまく運転できません。
行政に認めてもらうためには、どのように練習すればよいのでしょうか?

◇ 回答
現在お使いの座位保持椅子、手動車いす、バギーに取り付けられる電動移動支援機器を活用し、日常の中で段階的に練習する方法があります。

◇ 解説
【 公費支給の要件について】
電動車いすは、誰でもすぐに公費支給されるものではありません。
多くの場合、「安全に走行できること」が判断材料の一つになります。
ただし、これは自治体や地域、医師の意見書内容などによって異なります。

ここではあくまで一般論としてお話しします。
児童・成人に関わらず、
・操作が安定していること
・周囲を確認できること
・危険を回避できること
こうした能力が評価対象になるケースが多いです。

そこで生まれるのが、次の疑問です。
「十分に練習する機会がないまま、どうやって運転能力を評価してもらえばよいのか?」

【練習機会が少ないという現実】

電動車いすは、汎用的な通販の物であれば20万円前後から購入可能です。
一方、多機能型では100万円以上、海外製の高機能機ではさらに高額になることもあります。
簡易型では姿勢保持が難しい場合があり、高機能機では価格やフィッティング調整が大きなハードルになります。
レンタルという選択肢もあります。
短期のお試しであれば無料体験が可能なケースもありますが、長期間の利用では費用が発生することが一般的です。
また、ご家族や知人から譲り受けて練習されたという話もあります。

ただし、いずれも
・姿勢調整
・操作設定
・身体状況に合ったフィッティング

といった部分が適合していないと、安全性や操作性に課題が残る場合があります。

【電動移動支援機器という選択肢】

そこで注目されているのが、座位保持椅子や車いすを電動可するユニットです。


株式会社今仙技術研究所
 CarryLoco(バギー用)
 BabyLoco(座位保持椅子用)

㈱るーと
 SmileLoco、BigSmileLoco(車いす,バギー用)

特徴は、
・姿勢環境を変えずに使える
・今の生活環境の延長で練習できる
・比較的フィッティング負担が少ない
という点です。

いきなり電動車いす本体を導入する場合、
・室内導線の見直し
・車載方法の変更
・重量問題
・高度な入力設定

など、多くの課題が同時に発生します。
電動移動機器は、その導入前段階として操作感覚を養う役割を果たすことがあります。

【ご家族の悩み】
「運転できないと支給されない」
「でも練習できる機会が少ない」
このジレンマに悩まれているご家庭は少なくありません。

実際には、まず実費で電動車いすを導入し、十分な操作経験を積んだ後、公費支給につながった例もあります。
また、イベント等で電動移動支援機器を体験し、
「思ったより操作できる」
「できる可能性が見えた」
という経験から電動車いす導入へ進んだ方もいます。
成功体験の積み重ねが自信につながることは、決して珍しい話ではありません。

【 将来の選択肢を広げるという視点】
自分の意思で動けること。
それは単なる移動手段ではありません。
・友達のところへ自分で向かう
・自分で方向を決める
・外の世界と主体的につながる

電動移動は、可能性を広げる経験そのものです。
こうした“プレ段階”の移動体験が増えることで、将来的な選択肢が広がる可能性があります。
制度は安全性を守るためにあります。
そのうえで、「経験を積む機会」が広がることもまた重要だと私たちは感じています。

~おまけ~機種の簡単紹介


①キャリーロコ
お手持ちのバギーや車椅子を搭載できるものです。
搭載できる目安は80kgまでです。(積載物を含みます)
株式会社 今仙技術研究所 CarryLoco(キャリーロコ)紹介ページ

https://www.imasengiken.co.jp/product/idokiki/carryloco.html

※コボリンでは取り扱いをしておりません。情報提供のみとなります。

②もっと小さいお子様にはベビーロコ
こちらはアシスト様のPON・PAやシーズ様のクッションチェアと組み合わせて使うのが一般的
とても小さくで狭小な廊下でもスイスイです。

株式会社 今仙技術研究所 BabyLoco(ベビーロコ)紹介ページ

https://www.imasengiken.co.jp/product/idokiki/babyloco.html

※コボリンでは取り扱いをしておりません。情報提供のみとなります。

ベビーロコは下のベースユニットです。PON・PAを搭載したモデル

ベビーロコは下のベースユニットです。クッションチェアを搭載したモデル

③ SmileLoco、BigSmileLocoという選択肢
キャリーロコよりも価格を抑えた選択肢として、
群馬の株式会社るーとが製作されているSmileLoco、BigSmileLocoがあります。

イベントでも人気の機器です。
スイッチ操作が難しい方でも、視線入力で走行されている事例もあります。

株式会社るーと 

スマイルロコ、ビックスマイルロコの専用ページ

動画で詳しく紹介されています。

 ※コボリンでは取り扱いをしておりません。情報提供のみとなります。

 スマイルロコはコンパクトです。前輪キャスターはご自身の車椅子のキャスターを使用します。

 ビックスマイルロコは大きい板状です。前輪も後輪も全部載せて、動かします。

④エクスプローラーミニ
成人用がメインのペルモビール社から
小児用電動車いす【エクスプローラーミニ】も発売されています。
立位のまま動くことができます。
日本のサイトには情報はないのですが、

こちらご興味ある方はペルモビール様に問い合わせをしてください。

https://permobilkk.jp

ペルモビール株式会社

Permobil 社 エクスプローラーミニ公式サイト(英語)

https://www.permobil.com/en-us/products/power-wheelchairs/permobil-explorer-mini

※コボリンでは取り扱いをしておりません。情報提供のみとなります。

軽々持てます。軽さとコンパクトさが伝わりますでしょうか?