11月20日(日) CIL立川主催の子どもILPの一環で
工房輪を見学しようという会がありました。
当日は天気に恵まれなによりでした。
参加者8名、スタッフ(車いすユーザー2名含む)、介助者、ボランティアさんなど10名
計18名のご来訪。
工房輪始まって以来の大人数でのご来訪でした。
まずは、簡単な工房の見学と紹介をし、
浅見と古川から車いすについてのお話しをさせて頂きました。
浅見のほうからは、自分(ユーザー)が主役になる製作プロセスの話や、
自分の作りたい物を伝えることはわがままではなく、当然のことという内容を実際の製作例の話を交えて話をしました。
古川からは工夫された道具があると、いかに生活の質があがるか、
車いすは単なる移動の手段というだけではないという話を、自分が乗っている電動車いすを動かして説明させて頂きました。
休憩・試乗時間にはP-5の試乗をしていただきました。
工房前がかつてない賑わい。
P-5の試乗はとても評判がよく、参加者の方から
「こういうのが欲しい」「気持ち良い」「もっと乗りたい」と評価を頂きました。
また、当日参加された作業療法士の方から後日感想を頂きましたので、
許可を得て転載致します。
「”本当に良い車椅子”というものを、久しぶりに見た気がします。
これまで、様々な車椅子を見てきましたし、装具の展示会でドイツにも行ってきたりしましたが、本当に久しぶりに感激しました。」
※P-5は乗ってみないとその良さが伝わりにくい車いすですので、是非お気軽に試乗してみてください。
時間が押してしまいプログラムを少し省略して、最後に記念撮影をしてお別れをしました。
CIL立川の皆さま
事前準備の下見から、手配段取り、当日の進行までお疲れ様でした。
このような機会を設けて頂き、本当にありがとうございました。
工房としてもユーザー様以外の方と接する機会が普段あまりないため、
とても勉強になり刺激を受けた一日になりました。
CILの皆さまの熱心かつ楽しそうな雰囲気で行っていらっしゃる地道な活動が、
地域での自立を支えているのだと感じさせられました。
当日は至らぬ点もあったかと思いますが、是非またお越しください。
スタッフ一同心より御礼申し上げます。
浅見