コボリンの所在地である、東村山市社会福祉協議会まちづくり支援係の方からお問い合わせをいただき見学に来ていただきました。
最近色々なところへ出向く事が多いコボリンですが、意外と地元の方々には認知度が低いのが現実です。
「こんなところにこんな会社があったんですね。」と、よく言われます。
今回は、映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018/12/28公開)がきっかけで知っていただいたようです。
作中に出てくる電動車椅子は、映画の時代背景に合わせてコボリンで製作した車椅子です。
「あの車椅子を製作した会社が東村山にあるの??」
という所からお声かけ頂いたようです。
車椅子の製作についてはHPでも公開しています↓↓
バナナ号:映画撮影用に、24年前にあった車いすを再現。 | 株式会社コボリン (koborin.com)
見学は10時半~12時までの1時間半でした。
9名の方に来ていただいたので、説明は2部屋に分かれて入れ替え制で30分ずつ。
コボリンについての説明
コボリンの成り立ちから、経営理念。
製作事例やハイネルのことなど。
スライドを使用して説明し、質疑応答を行いました。
作業場の見学と説明
作業場では、実際に製作中の車椅子を前に説明です。
身体に合わせて製作する“モールドクッション”の話や、軽い力で操作できるスイッチの紹介。
オーダーメイドの製作現場をご覧いただきました。
電動車椅子の体験
最後は皆さんに体験していただきました。
走行してみたり、段差を乗り越えてみたり。
駆動輪による動きの違いも体験していただけたかと思います。
姿勢変換も試していただきました。
動けない方にとって、こういった機能は必要だよね、と感想をいただきました。
前半の説明の会では、“安全性”についての質問が多かったように思います。
・走行中に倒れることは?
・急発進してしまったり、ウィリーしてしまう事はありますか?等。
ですが、実際に乗ってみたら電動車椅子の安定感に関心されていました。
車椅子を必要とされる方の中でも、電動車椅子を必要とされる方は少ないです。
ですが、東村山市内に“電動車椅子専門店”があることを頭の片隅に入れておいていただけるとうれしいです。
社会福祉協議会の方たちが取り組む問題は広く、沢山の引き出しが必要と思います。
私たちはそのほんの一部ですが、お役に立てると良いなと思います。