コボリンは、介護保険レンタルをはじめました。
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介護保険 電動車椅子レンタル | 株式会社コボリン – 一緒につくる、あなたの「できる」を増やす超電動車いす
コボリンでは2023年5月より介護保険レンタル事業をスタート致しました。
もう2年も前のことにはなります。
個人事業であった“車いす工房輪”から法人成したのがそのすぐ前、2022年の8月のことでした。
介護保険の指定事業所になるには法人格である必要があったので、ちょうどいいタイミングではありました。
65歳を過ぎると障害者総合支援法よりも介護保険法が優先されます。
コボリンのユーザー様ですと、オーダーメイドの車いすが必要な方が多いため、引き続き障害者総合支援法が適用される場合がほとんどでした。
ただ、65歳のタイミングで介護保険法でのレンタルを検討する必要性が上がってくることはしばしばあります。
介護保険優先原則に基づいて、必要な工程ではあります。
以前の私たちは介護保険レンタルを扱っていなかった為、65歳で介護保険に切り替わったお客様へサービスを提供し続ける事が出来ませんでした。介護保険については本当に未知の世界でした。
また、40歳から65歳の特定疾病（16種類）の方も介護保険が優先されます。
その中で電動車いすが必要な代表的な疾病は・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症（ALS）・脊髄小脳変性症等が挙げられます。
今まではこの疾病の方からの問い合わせがあっても、介護保険レンタルを行っていないという理由で電話の時点でお断りをするしかありませんでした。
電動車いす専門店というからには、必要な方に提供出来るようになりたいよね。
というのが最初でした。
そこからレンタルという仕事を、右も左もわからない状態ではじめました。
困って進めなくなったときは同業他社さんへ相談し、アドバイスをいただきながら細々と進めてきました。
件数を重ねる中で“多機能な（姿勢変換が出来る）電動車いすを介護保険でレンタル出来る”という事自体の認知度が非常に低い事に気づきました。
利用者様ご本人がネットで情報にたどり着くか、支援者（訪問PTさん）が知っていてお勧めするか、という事が無ければレンタルまで至れないという状況です。
もっと多くの方に知っていただき選択肢の一つにしていただきたいと思い、レンタル事業開始から2年以上経った今、レンタルを紹介するページを作ることにしました。周りに介護保険レンタルを検討されている方がいらっしゃいましたら、是非ご案内いただければと思います。
※介護保険レンタルが可能な機種は限られます。ハイネルは対象外です。
栗田
