希望する人に移動の自由と、姿勢の自由を提供していきたい。
コボリンユーザーの横平明奈さん・ご家族と一緒に取材を受けました。
横平さんとは車いす体験イベントでご一緒させていただきました。
そこで明奈さんは、初めて自分の操作で移動する体験、自分の操作で姿勢を変える体験をしました。
今日では当たり前のように毎日電動車いすを使われていますが、
車いす納車に到るまでにはいくつものハードルがありました。
体験機会を提供してくださった方々、行政、病院・医療関係者、学校、通所先、ご両親など
多くの方々の理解と協力があったからこそ実現できました。
重い障害があっても周りで関わる人達が本気になれば、現実は変わります。
移動の自由と、姿勢の自由は基本的な権利です。
これからも好きな場所に行って、好きな姿勢をとってください。
NHKの取材の様子をちょこっと公開します。(許可済み)
映画館に映画を見に行く明奈さん
この日の映画は「アダムス・ファミリー 2 アメリカ横断旅行」でした。
巧みな運転で直角カーブを曲がっている明奈さん
上映開始前の一コマです。
スクリーンの角度に合わせて自分で電動で座面や、背もたれの角度を変えます。
横平さん家族は武蔵村山イオンシネマで開催されているインクルシネマに度々参加されています。
インクルシネマは笑ってしまっても、泣いてもしまっても、歩きだしても、医療機器のアラームなっても、
誰でもウエルカムの貸し切り上映会です。
映画館はやや明るめで、音響はやや控め、車いすのままでも、横に寝転んでも楽しめます。
2019年から頻繁に上映会が開催されています。
上映会の主催は NPO法人 LINO
LINOのホームページより
「障害の有無に関わらず、本人はもちろん、家族もやりたい事を諦める事なく、未来を楽しみに今を生きる事が出来るように、人と人、人と地域を繋いでいく事で、互いの存在に価値を見出し、足りないものを補える社会を創っていく事で、新しい未来を築いていきます。」
誰でも気軽に参加できますので、ホームページから次回以降の上映をお申し込みください。
工房や周辺でも取材を受けました。
工房での取材もありました。
ちょうどよいロケ地を求めて、ぞろぞろと。
人気のない公園でお話を聞きました。
この日は天気がよく取材日和でした。
顎で動かせるようにした電動車いすを運転している様子です。
見るだけで姿勢が自由に変えられる車いすに乗っている様子です。
CADで車いすの図面を書く様子
縫製作業の様子
なんでも映画などを撮るときに使う珍しいカメラだそうで、
この時ばかりと貴重な体験をさせてもらっています。
収録・編集されたものはまだ見ておりませんので、
どんなふうに描かれているのかドキドキします。
NHK福祉情報サイトハートネット https://www.nhk.or.jp/heart-net/
4回に渡って放送されます。是非御覧ください。
ハートネットTV フクチッチ「車いす」(後編)
4/11(月)20:00~20:29(Eテレ)
4/20(水)15:30~15:59(Eテレ)
4/25(月)20:00~20:29(Eテレ)
5/4(水)15:30~15:59(Eテレ)
※前編には登場しませんがこちらもお見逃しなく。
ハートネットTV フクチッチ「車いす」(前編)
4/4(月)20:00~20:29(Eテレ)
4/13(水)15:30~15:59(Eテレ)
4/18(月)20:00~20:29(Eテレ)
4/27(水)15:30~15:59(Eテレ)
車いす工房 輪を取材して頂いた部分の切り抜きがWEB上で見られます。
12分間です。
NHK for School
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005170765_00000