P-5導入から2年“自分の好きなように動かせるようになり、もどかしさから解放されました”

P-5導入から半年後のインタビューはこちら

佐野さんは

平日は作業所や入浴介助等で、毎日外出をされています。
外出時は外用の電動車いすに乗っています。
P-5に乗るのは、外出から戻った夕方~夜寝るまでの間。一日8時間程です。
休日は家にいることが多いので、朝から寝るまでの間ずっとです。

P-5導入から2年経ったタイミングで、ご本人とお母様にお話しをお伺いしました。

P-5に乗って良かったことは?

・排便がスムーズになった。以前は下剤を使ったりしていたが、それが必要無くなった。
・(お母様)そばで見ていて、呼吸をすることが楽そうに見える。P-5に乗る前は、呼吸が浅く、呼吸音が聞き取れるほどだった。
6か月インタビューでも上記の事はお聞きしましたが、本人にとって大きな変化だそうです。
そして2年経った今、このような効果が一時的なものではなく、継続することだということを実感しています。

P-5に乗る前の困りごとは?


車椅子に移乗して本人にとって良い姿勢を作っても、長時間座り続けているとどうしても姿勢が崩れてきてしまう。
その時に姿勢を直す必要がある。30分に一度くらいの頻度で。
その作業が本人にとっても親にとってもストレスになる。
「左手をもうちょっと前に。」といわれても、“ちょっと”というのに感覚のズレがあるので
毎回「もっと」「行き過ぎ」といったようなやりとりが発生します。
ここが本人にとって、一番もどかしいところだと思います。

P-5に乗ることで

姿勢を直す必要が無くなりました。一度乗せてしまえば、後は降りるまで自分で姿勢変換をしてくれるので、呼ばれることが無くなりました。
人に頼む必要が無くなったので、自分の好きなように動かせるようになり“もどかしさ”から解放されたと思います。
日々“太亮が戻ってくる前にこれは済ませておこう”とか、自分なりに日常のタスクのやりくりをしていました。
それが自分のペースで出来る様になったので、時間の自由がきくようになりました。

P-5導入のきっかけは?

本人の強い意志です。
(健常の子は)大学へ行ったり車の免許を取ったりお金がかかるけど、僕にはかからないからその分でこの車椅子を買って欲しい。
と、本人に言われて考えました。決めるまでに話し合いを重ねました。
趣味でやっている電動車椅子サッカーの車いすを作ることも検討していましたが、P-5を選びました。
あと、P-5を試乗している時の笑顔にやられたというのもあります。気持ちいいんだな、とわかったので。

導入するにあたっての不安

P-5を導入する不安はありませんでしたか?例えば故障トラブルとか。
それはもちろんありました。
自費で購入した物は修理も自費になるので。
でもこの2年間、機械的な故障はなく大したトラブルはありませんでした。

P-5を導入するか悩んでいた頃の自分たちに言いたいことは?
勇気を出して早く決断した方が良い。
やっぱり身体は動かさないより動かしていた方が良いと思います。
進行性の病気でも、身体の変形など進行度合いは抑えられるような気がします。

P-5はどの様な存在ですか?

P-5は佐野家にとって
家族の様な存在です。
ごっついペットみたいな(笑)
もし無かったら、本人も家族もめちゃくちゃ困ります。

佐野さんには、P-5導入時からインタビューをさせていただいていますが、
導入時の不安やきっかけについて、ご本人にお伺いしたのは初めてでした。
またP-5に限らずですが、実際に生活の中で使用していただくと、想定していなかった効果が表れることがよくあります。
納車後にお話を聞かせて頂くと、勉強になります。
現ユーザーさんの声を、多くの方にお届けできたらいいなと思います。

P-5とは
P-5の「P」はPOSTURE(姿勢)のPです。
5つの座位変換機能を使って、無限の姿勢が作り出せます。
ティルト、リクライニング、回旋(ねじる)、側屈(傾く)、上下。
自分の好きな時に、自分の好きな姿勢を取ることができる、
電動座位変換装置です。

製作例はこちら

メニュー