こんにちは。浅見です。
梅雨明けしてしまったかのような暑さですね。
梅雨明けはまだ先のようですので、突然の雨にはお気をつけください。
随分前の出来事になりますが、
ユーザーさんがレインコートを着て走行中に怪我をされてしまいました。
聞いた話によるとレインコートをご自分の電動車いすの車輪で巻き込んでしまったとのこと。
更に、引っ張られたレインコートがジョイスティックを倒し続けて制御不能に。
ガードレールにぶつかってとまったそうです。足を怪我されてしまいました。
レインコート着用の際はくれぐれもお気をつけください。
さて、先日。
昭和貿易さんが来訪してくださり、
アメリカ インバケア社のTDX-SP2を見せて頂きました。
ロングセラーのTDX-SPの後継機種です。
TDX-SPの電動昇降機能は17.7cmだったのですが、
今回は昇降量が大幅UP、なんと30cmも上がります。
デザインも変わりました。
ぱっと見、フレームが本体カバー(シュラウド)で覆われておりよりデザイン性があがっています。
掃除もしやすそうです。
純正ライトがオプションで選択できますが、シュラウドと一体化しているので、車のようです。
本体カバーとホイールカバーは別のカラーが選択できます。
センスが問われる、楽しくも悩ましいところですね。
レッド、オレンジ、インバケアブルー、シルバー、グロスブラック/マットブラック パープル グリーン ホワイト アイランドブルーが選択可能です。
前後キャスターフォークが片持ちになったので、より幅が狭くキャスターフォークが
ぶつかりにくくなったと思います。
段差の乗り越えをチェックしてしました。前輪がうまく逃げてよい感じです。
コントローラー系も大きく変わってきました。
Linx(リンクス)という操作系に変わりました。
従来式のボタンとジョイスティックという組み合わせのものと、
スマホのようなタッチパネルとジョイスティックという組み合わせを選ぶことができます。
タッチパネルは手が器用に使えるユーザー様向けですかね。
輪のユーザーさんではあまり対象の方が居ないかも。
拡張性がすごいらしく、聞いた話では走行モードやシーティングモードを40パターンも登録できるとのこと。
従来機ではあらかじめ、決めた項目を表示させる、させないというしか出来ませんでしたが、
スマホ型のメリットですね。
プログラム設定も、ご自分のスマホにアプリをダウンロードしてブルートゥースで接続、設定を変えることが可能になるそうです。プログラマいらず。
デジタル化してくると、どんどん置いてけぼりになってしまいそうです。
ご自宅の家電(エアコンやテレビなど)も操作することが可能になるそうです。
この辺も大きな変更点です。
タッチパネルの操作が難しい人は外付けのスイッチでも操作可能とのことですので、ご安心ください。
その他気になる点をピックアップします。
ヘッドサポート
電動エレベーションレッグサポート
モーター
USB充電ソケット
介助者操作用スイッチ
車載フック
7月3日、5日に行う試乗会でも、ご試乗できますので是非乗りにきてください!
当日、晴れますように☆