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2024.09.11

「ハイネル」が「第11回ロボット大賞2024」 優秀賞を受賞しました

タグ:JapanRobotWeek2024,ハイネル,ロボット大賞

「ハイネル」が「第11回ロボット大賞2024」 優秀賞を受賞しました

姿勢の自由を提供する車椅子「Hineru(ハイネル)」が第11回ロボット大賞のビジネス・社会実装部門で優秀賞を受賞いたしました。

電動車椅子搭載事例(ハイネル+ペルモビールM3)
ハイネルチェア(介助型車いす)

ハイネルチェアーは電動で姿勢変換することができる手動車椅子です。
「移動」は介助者が行い、姿勢変換は「自分」で自由に変えられます。

ティルト、リクラ、上下、側屈、回旋、足エレベーション の6軸を電動で無段階に変えることができます。
またそれらの姿勢を3パターン記録してスイッチひとつで再現できます。
プログラム等は不要で、操作は簡単。誰でもすぐにお使い頂けます。
在宅生活で姿勢の自立ができます。
体を動かさないことから起こる様々な諸問題に対応することが可能です。

ロボット大賞とは

ロボット大賞| ROBOT AWARD

経済産業省(幹事)、 一般社団法人日本機械工業連合会(幹事)総務省、 文部科学省、 厚生労働省、 農林水産省、 国土交通省の共催で行われる表彰制度です。

我が国のロボット技術の発展やロボット活用の拡大等を促すため、特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度です。

【受賞概要】

重度⾝体障害者のために開発された⾃分で姿勢を変えられない⼈々のための⾞椅⼦。リクライニングやティルト、⾜台エレベーション機能に加え、体幹のひねりや引き上げ動作を可能にし、「⾞いすを⾝体に合わせた」姿勢を実現する。姿勢の記録と再現が簡単に⾏え、寝たきりの不快を解消する効果が期待される。また、⾼齢者や半⾝不随の⽅にも有効であり、筋⼒維持や⾎液循環促進などの⾝体的効果や、孤独感の低下などの⼼理的効果が期待されている。

【審査員の評価ポイント】

ロボット技術を活⽤することにより、⾝体のズレを発⽣させない機構を設けたうえで、側屈、回旋、伸展の姿勢変換を⼈⼿に頼らず、⾃ら操作することができる点に先進性がある。利⽤者が必要とするタイミングで安楽姿勢に変換し、その状態を保持することができ、⾝体拘縮の予防をはじめ、呼吸や嚥下のしやすい姿勢をとることも可能となる。これまで介助者に依存していた姿勢変換を利⽤者は気兼ねなく、さらには就労や就学の場⾯など、⻑時間の⾞いす利⽤の苦痛も⼤幅に軽減する。