納車後2年5ヶ月で走行距離が3,000kmを超えたお客様から手紙を頂きました。

子供の頃、どこでもドアの向こうに描く光景はディズニーランドだったり、テレビで観た外国の景色だった。

大人になり、病気の進行で歩行の限界を感じた時、願ったことは「どこでもドアが欲しい。」だった。
ディズニーランドや海外旅行に行きたいからじゃない。
ドアの向こうにあるのが職場だったら仕事を辞めずに済むのに、と。
基本デスクワークなので、職場にさえ着ければ仕事は出来る。
往復2時間の通勤で体力を消耗し、勤務の疲労も上乗せされ、夜間、底なし沼に沈んでいくような倦怠感と全身の痛み(持病による慢性的な関節痛)に苦しむ日々。

気力だけで生きていた。
その気力も限界になりつつあった。

電動車椅子に乗るようになり、私は「どこでもドア」を手に入れた。
本家と違うのは、目的地に着くまでの時間はそれなりにかかる、ということ。
それ以外は、電動車椅子は「どこでもドア」そのものだ。

もう無理なのかも…と諦めかけた仕事も今年で16年目を迎える。
私にとって今の仕事は、社会を学び、人との関わり方を学び、後悔と反省、改善と喜びを感じることが出来る生涯学習の場である。
大切な人達と共に働く大切な場所。
それを失わずに済んだのは、間違いなく電動車椅子のおかげ。

工房輪さんと出会い、相棒をペルモビールにしてから、通勤の疲労は更に軽減され、痛みによる欠勤も減った。

そして、私のどこでもドアは格段に移動範囲を広げている。
2年5ヶ月間で総走行距離は3,000kmを超えた。
病気の進行は止まらない。
根本的な治療法はない。
けれど、行動範囲は広がっている。

今年は、大好きなコブクロのコンサートに7回行った。
関東4回、名古屋1回、大阪2回。
ひとつのツアーで地方遠征を3回も組んだのは初めてのこと。
体力が限られている私にとって遠距離の移動は不安要素が多いが、
今の相棒となら行ける!と自信があった。

自在に姿勢を変えられるペルモビールと車椅子に組み込まれている座位保持装置のおかげで常に楽な姿勢で居られた。
ペルモビール独自のサスペンションのおかげで新幹線の振動にも耐えられた。
ホテルのベッドが硬くて使えない時は、車椅子をフラットにしてベッドの代わりになってもらった。


たまに自分が車椅子に乗っていることを忘れてしまう。

忘れるくらい快適に乗っていられる車椅子を作ってくださった工房輪の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

これからも、4,000km、5,000kmと走行距離を伸ばしていきますので、
どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

 

ペルモビールのF3に乗っているユーザー様より、お手紙を頂きました。
大変に嬉しく思います。ありがとうございます。
これからも病気の進行に合わせて、お付き合いさせて頂きます。
今後ともよろしくお願い致します。
※ペルモビールF3には走行距離が測れる速度・距離計が内蔵されています。


こちらのお客様の電動車椅子の制作事例です↓↓

少しの振動で崩れてしまう座位姿勢を、支える車いす。

 

 

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