トピックス Topics

2017.10.06

クラウドファンディングの紹介

タグ:クラウドファンディング,食器

クラウドファンディングの紹介

不自由なのはカラダだけ!アイデアだけで障がい者の人生を変える

https://readyfor.jp/projects/sou

今回ご紹介するのは、中岡亜希さんという方が始めた 「Readyfor」というクラウドファンディングでの挑戦です。

中岡さんは15年ほど前に突然、進行性の難病(遠位型ミオパチー)の告知を受け、『治療法』も『治療薬』もない病と向き合いながら、ほぼ全介助の車いす生活をしていらっしゃいます。
先日の国際福祉機器展(HCR)に出展されていたので、少しお話をさせていただきました。

一見すると食器づくりプロジェクトに見えてしまいますが
あくまでこの企画はあくまでも仕組みづくり。
仕組みを作るために、プロダクトがある。

自らがモデルケースとなり、この企画を実現させて、
その仕組みを、他の方に伝えたいと考えているとのことでした。

この企画のコンセプト

アイデアだけで、障がい者の『人生を変える。』
障がい者とその家族の『生き方を変える!!』
『経済的な自立』ができる仕組みと『人生の選択肢』を創りたい。

にも現れています。

新しい「モノ」を生み出すのって本当に大変です。
事業所を経営していると、凄く良くわかります。

お金のやりとり。見込み、マーケティングとか予測とか。
リスクなんて考えだしたら、はじめからやらないほうがいいんじゃないかってくらいです。
でも、勇気を出して一歩踏み出すと、それが2歩目になって
気がついたら走り出しています。
スタートアップなんてそんなものです。

工房輪のユーザー様は、地域で生活しながら働いている方が比較的多いです。
働きたい!と思っている方も多くいらっしゃいます。

働きたい人、働けない人
人にはそれぞれ事情があるので、それはそれで良いと思います。
ただ働きたい!と思ったり、「経済的に自立したい!」と思っても
なかなか難しいのが現状です。

中岡さんの取り組みが、「経済的に自立したい!」と考える方のモデルになればと思っています。

中岡さんの著書「死なないでいること、生きるということ」(学習研究社)も読んでみました。

苦悩しながらも、
地域の子どもたちを巻き込みながら、前向きに生きる行動力に感銘を受けました。

福祉機器展で直接お話させて頂いた中岡さんは、

本で読むよりも、ずっと力強く、
readyforの紹介文で読むよりも、ずっと意思が強かったです。

ということで、私も一口応援致しました。

現在達成 76% / 38日 くらいなので後ひと押しです!!

興味のある方、覗いてみてくださいね。浅見

https://readyfor.jp/projects/sou