福祉用具展示相談会 at 世田谷

2018年6月21日(木)
世田谷区総合福祉センターにて
福祉用具展示相談会が開かれました。
たまたまホームページでP-5を見つけて下さったPTの方にお声掛けいただき、出展させていただきました。

普段は多摩地域という限られた範囲で仕事をしていますが、
開発品であるP-5は東京都全域を対象とさせていただいています。
P-5の最大の特徴は
ティルト・リクライニングという一般的な2つの機能に合わせて、伸展、側屈、回旋という3つの特有の機能があることです。

今のところ、唯一無二の機能です。
今回の展示相談会は、3時間という限られた時間でした。
電動車いすの他に、入浴用具、排泄用具、盲導犬体験、自助具、意思伝達装置、スマートスピーカーなど、生活のあらゆる場面で活躍する福祉用具が展示されていました。

中身の濃い展示会のため、来場頂いた方は足早ではありますが、とても積極的な印象を受けました。

当事者をはじめとして、PT・OT・ケースワーカーなど様々な立場の方に試乗して頂きました。
P-5を導入するにあたっての具体的な質問をたくさんいただき、とても有意義な意見交換の場となりました。
私たちもユーザーに近いところで電動車いすを作っていますが、違う立場での“現場”にいる方たちの意見は新鮮なものが多かったです。

そして、今回気付かされたP-5の意外なアピールポイント。

・車いすのベース車部分、ほとんどの機種に対応します。
・座位(P-5の機能が搭載される)部分は、完全オーダーメイド可能です。
→座高、座幅、アームサポートの位置・形状、背高さ、クッションなど。ご本人の計測データをもとに、1から製作します。指の可動域や力の強さに合わせたスイッチも提案します。

この“オーダーメイド”の部分は、当たり前だと思っていたので、いままであまりアピールしませんでした。
でも考えてみると、レディメイドで対応できない方にとっては、必要とされている部分ですよね。

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