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2016.06.01

タイヤ廃棄1黒いタイヤは床に後を残すのか?

タグ:グレータイヤ,タイヤ,リサイクル,廃棄,黒タイヤ

タイヤ廃棄1黒いタイヤは床に後を残すのか?

タイヤ廃棄

 

先日タイヤの処分をしました。

工房輪では中間処理施設を持つ、業者さんにお願いして
マニフェストにしたがって、タイヤを処分してもらっています。

車いす工房輪は電動車いすのユーザーさんが多いので、
電動車いす用のタイヤが多いです。

山がほとんどないくらいつるつるになったものや、
山は残っているように見えるけれども、経年劣化でひび割れているものまで様々です。

引取にきてくれた業者さんに質問してみました。

浅)廃タイヤの最終的な行き先はどこなんですか?

業者さん)自分のところの設備で15cm程度のチップに裁断して、
    国内の製鉄所などで燃料として消費しています。

とのこと。

いっぱい走って、すり減った後にも燃料としての使いみちがあるとは。

とっても感じの良い親切な業者さんで、いつも爽やかに引き取ってくれます。
今回もいろいろ教えてもらいました。

勉強になります!遠いところいつもありがとうございます。

一般的な自動車やバイクのタイヤにはカーボンが入っていて黒くなっています。

車いす用は屋内の床を黒くしてしまうことから、
カーボンを抜いてグレーにしてあるものが多いです。

カーボン入りの黒のほうが強度が強いですので、走りや見栄えにこだわるユーザーさんは
オートバイ用の黒タイヤを履くこともあります。

最近、自動車のチューブをリサイクルしてカバンを作っている方が
テレビで取り上げられていました。

グレータイヤは強度が弱い反面、黒く汚しにくいという特徴を持っているので、
うまく利用して何かに形を変えて燃やす以外にも、
リサイクルできないものか?といつも考えています。

最近のペルモビールの新型Fシリーズでは黒タイヤを採用していますが、
これは床を黒くしないタイヤとのことですので、
ご検討中のユーザー様はご安心ください。

確かに触った印象としてはグレータイヤと同じ固さのように
感じましたので、カーボンではなく黒色が入っているだけかもしれません。

浅見